Director's profile
院長について
聚楽内科クリニック院長 / 医学博士
武本 重毅
Shigeki Takemoto
- 医療法人拓雄会理事長
- 社会福祉法人永幸福祉会 特別養護老人ホーム風の木苑 理事
- 日本血液学会認定 血液専門医・指導医
- 日本内科学会認定内科医
聚楽内科クリニックは、西原のプラチナマンション聚楽内にある、小さな診療施設です。私が西原に移り住んだのは小学3年の時。当時は西原小学校に通っていました。西原地区の町内会、児童会の活動も活発で、廃品回収や様々なイベントに喜んで参加していたのを覚えています。
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熊本大学医学部卒業後、県内外の病院を経ている間に、両親とも病気がちになり、国立病院機構熊本医療センターに戻ってからは、仕事と介護の両立でした。
その両親も他界し、実家も売却しましたが、ゆかりのあるここ西原に、院長として戻ってまいりました。
私は患者さんと向き合い、お薬の副作用や治療による苦痛の少ない診療を心がけています。病気になってからではなく、早期に治療してその芽を摘み、さらには病気にならないようにする、それは、これまで悪性腫瘍の患者さんとその家族を見守ってきた経験から学んだことです。
その経験をもとに、地域の皆様の「家庭医」として、一般診療はもとより、発症予測とその予防にも力を入れてまいります。
また、地域で継続性のある適切な医療を受けられるよう医療連携もはかります。
地域の皆様にとって「家庭」のように安心で、信頼のできる医療体制を創り上げていきます。
専門分野
血液内科、臨床免疫
所属医師会および学会
■日本医師会、熊本県医師会、熊本市医師会
■日本内科学会、日本血液学会、米国血液学会
受賞および研究費
- ・熊本市制100周年記念人づくり基金
- ・平成8年度日本血液学会奨励賞
- ・平成23年度熊本医学会奨励賞
略歴
- 1960年
- 鹿児島県川内生まれ
- 1969年
- 西原に移住後西原小・帯山中・熊本高卒
- 1989年
- 熊本大学医学部卒、熊本大学医学部附属病院 研修医
- 1990年
- 済生会熊本病院 研修医
- 1991年
- 高千穂町立国民保険病院 内科医
- 1992年
- 熊本大学大学院
- 1996年
- 米国国立癌研究所 客員研究員
- 1999年
- 高知大学医学部付属病院 助手・学内講師
- 2005年
- 国立病院機構熊本医療センター、血液内科医長・特殊疾病研究室長・臨床検査科長
- 2011年
- 熊本大学大学院医学教育部 臨床国際協力学分野 客員准教授
- 2017年
- 聚楽内科クリニック院長
- 2021年
- 医療法人拓雄会理事長
資格
- ・医師免許証
- ・熊本大学院医学研究科 医学博士
- ・社団法人日本内科学会認定内科医
- ・外国医師又は外国歯科医師が行う臨床修練に係る臨床修練指導医
- ・社団法人日本血液学会認定血液専門医
- ・社団法人日本血液学会認定血液指導医
職員としての経歴
- ・平成13年7月~平成17年5月 高知大学医学部(前高知医科大学)において血液学を担当
- ・平成23年4月~熊本大学非常勤講師として社会連携科目 海外で見たこと考えたこと:医学編を担当
学術業績:主な英文原著
- ・Takemoto S, Matsuoka M, Yamaguchi K, Takatsuki K: A novel diagnostic method of adult T-cell leukemia: Monoclonal integration of human T-cell lymphotropic virus type I provirus DNA detected by inverse polymerase chain reaction. Blood 1994; 84:3080-3085.
- ・Takemoto S, Matsuoka M, Sakata K, Matsuzaki H, Akagi K, Yamaguchi K, Takatsuki K: Primary adult T-cell leukemia of bone: Two patients with primary bone lesion showing monoclonal integration of HTLV-I provial DNA. Leaukemia 1996; 10:333-337.
- ・Takemoto S, Mulloy JC, Cereseto A, Migone TS, Patel BKR, Matsuoka M, Yamaguchi K, Takatsuki K, Kamihira S, White JD, Leorard WJ, Waldmann T, Franchini G: Proliferation of adult T cell leukemia/lymphoma cells is associated with the constitutive activation of JAK/STAT proteins. Proseedings of the National Academy of Sciences of The United States of America 1997; 94(25):13897-13902.
- ・Takemoto S, Iwanaga M, Sagara Y, Watanabe T. Plasma soluble CD30 as a possible marker of adult T-cell leukemia in HTLV-1 carriers: a nested case-control study. Asisan Pacific Journal of Cancer Prevention 2015;16(18):8253-8258.
学術業績:主な和文原著
- ・武本重毅: 妊娠中にATLを発症し帝王切開にて分娩した1例ー母地観戦に関しての考察ー. 血液病学の進歩ー症例から研究へー(髙月 清編) p121-123,1996.
- ・武本重毅、ポルンクナ・ラティオン、日高道弘、河野文夫: 成人T細胞白血病/リンパ腫の病態と可溶性CD25ならびにCD30血清濃度との関係.臨床血液 57(7):848-863,2016
公演
- ・武本重毅, 成人T細胞リンパ腫の化学療法. 第8回造血器腫瘍シンポジウム(東京)2006.3.4
- ・武本重毅, 高齢者悪性腫瘍治療への取り組み. 熊本がんフォーラム(国立病院機構熊本医療センター地域医療研修センター)2010.2.4
- ・武本重毅, 成人T細胞白血病の治療について. 第246回徳島医学会学術集会 市民公開講座 生活の質(QOL:Quality of life)を高める医療最前線ー難治な病気に光明がみえた!ー(徳島)2012.2.3