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院長日記

Dr. Shiggekky仮説②:放射線とミトコンドリア

武本 重毅

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では次に放射線とミトコンドリアの関係から話を展開してみましょう。

放射線は、体を無差別に壊すわけではありません。
分裂する細胞ほど傷つきやすく、心臓の細胞が比較的守られた背景には、ミトコンドリアによる高いエネルギー維持と抗酸化力があります。

心筋は他と比較して細胞あたりのミトコンドリア数が最も多い臓器です。

この事実は、放射線という特殊な状況だけの話ではありません。
私たちの体で起きている老化や慢性炎症、そして「なかなか治らない体質」にも、同じ原理が働いています。

細胞は、エネルギーが十分にあれば修復し、入れ替わり、役目を終えることができます。
しかしミトコンドリアが弱ると、細胞は回復できず、炎症を抱えたまま体内に残ってしまいます。

では、そのように回復できずに居座った細胞は、体の中で何をしているのでしょうか。
次にご紹介するのが、近年注目されている
「ゾンビ細胞(老化細胞)」という存在です。

なぜ炎症は、くり返すのか?

カギは「ゾンビ細胞(老化細胞)」

なかなか治らない不調には

理由があります

アトピー、生活習慣病、慢性的な炎症。
「薬を使っても、またぶり返す」
そんな経験はありませんか?

それは──
体の中の“細胞”が、疲れ切っているサインかもしれません。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。