老化とは何か?
老化とは、単に年を重ねることではありません。
また、細胞が少しずつ壊れていく「消耗現象」でもありません。
近年の研究により、
老化の本質は 「細胞が本来の役割やアイデンティティを失っていく過程」
であることが分かってきました。
細胞は日々、ダメージを受けながらも生きています。
しかし問題なのはダメージそのものではなく、
ダメージへの反応が変化し、細胞が“自分は何をする細胞だったのか”を忘れてしまうことです。
このとき、細胞内では
エネルギーの流れが乱れ、
情報伝達がうまくいかなくなり、
本来保たれていた秩序が失われていきます。
その中心にあるのが、ミトコンドリアです。
ミトコンドリアは単なる「エネルギー工場」ではありません。
細胞が正しく働くためのリズムを保ち、
細胞のアイデンティティを支える“司令塔”の役割を担っています。
老化とは、
細胞が壊れることではなく、迷子になること。
そして医療とは、
その細胞を正しい流れへ導き直すことだと、私たちは考えています。
老化は「こわれる」ことではありません。
「細胞の流れが乱れる」ことです。
細胞は毎日ダメージを受けながらも、
エネルギーの流れが保たれていれば、
本来の働きを続けることができます。
その流れの中心にあるのが、
ミトコンドリアです。

