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院長日記

ミトコンドリアとは?

武本 重毅

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ミトコンドリアは、
私たちの体をつくるすべての細胞の中にある、
とても小さな存在です。

よく「エネルギー工場」と呼ばれますが、
それだけではありません。

ミトコンドリアは、
細胞がいつ動き、いつ休み、
いつ修復するかを決める“リズム係”

のような役割も担っています。

たとえば、

  • 体を動かす
  • 脳で考える
  • 免疫が働く
  • 傷を修復する

こうした働きはすべて、
ミトコンドリアの支えがあって成り立っています。

なぜミトコンドリアが大切なのですか?

細胞は、
毎日少しずつダメージを受けながら生きています。

若い頃は、
ダメージがあっても
エネルギーが十分にあり、
回復の指示もきちんと届くため、
自然に元の状態に戻れます。

しかし年齢やストレスが重なると、
ミトコンドリアの働きが乱れ、

  • エネルギーが足りなくなる
  • 使い方がうまくいかなくなる
  • 回復のタイミングがずれる

といった変化が起こります。

その結果、
細胞は本来の役割を保ちにくくなり、
不調や病気が表に出やすくなります。

ミトコンドリアは「増やす」ものですか?

大切なのは、
数を増やすことよりも、
今あるミトコンドリアが
きちんと働ける状態かどうか
です。

静かに、安定して、
必要な分だけエネルギーを供給し、
細胞のリズムを整えること。

それが、
私たちの考える
「ミトコンドリアを整える」という意味です。

🔹 まとめ

ミトコンドリアは、
細胞のエネルギーとリズムを支える存在です。

このミトコンドリアの働きが、
脳の老化やアルツハイマー病と
どのように関係しているのか。
次に、詳しくご説明します。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。