Director's blog
院長日記

「長生きする時代」をどう生きるか

武本 重毅

カテゴリー: 

― すべての世代に関わる“新しいテーマ”です ―

「長寿(ロンジェビティ)」という言葉を聞くと、

「何を食べればいいの?」「このサプリは効くの?」

そんな“正解探し”を思い浮かべる方も多いかもしれません。

ですが、本当に大切なのは

流行の健康法を追いかけることではありません。

大切なのは「老化を理解すること」

これからの時代、私たちは

  • 老化とは何なのか

  • 年を重ねると、現実的に何が起こるのか

  • 21世紀の“老後”は、どんな姿になるのか

正しく理解する必要があります。

なぜなら――

長生きは「高齢者だけの問題」ではなく、

今の若い世代、そして子どもたちの人生そのものに関わるテーマだからです。

若い人ほど「老い」を考える必要があります

これからの若い世代は、

これまでのどの世代よりも長い人生を生きる可能性があります。

その人生が

  • 喜びの多いものになるのか

  • 不安や負担の多いものになるのか

それは、今からの準備次第です。

老化による課題も、

健康・体力・人間関係・生きがいといった強みも、

どちらも「何十年」という時間をかけて形づくられます。

だからこそ

20代の人こそ、60代以上と同じくらい、

いえ、もしかするとそれ以上に

“老い”を考える必要があるのです。

私たちの世代にできること

私たち団塊世代は、

大きな社会変化の中で生きてきました。

理想を語り、

「世界を変える」と言っていた時代もありました。

けれど、いつの間にか日常に追われ、

本当にやるべき変化を後回しにしてきたかもしれません。

それでも――

まだ間に合います。

「老いること」を、希望あるものに

これからの課題は、

老後を「仕方なく受け入れるもの」にすることではありません。

  • 知的に刺激があり

  • 人とのつながりがあり

  • 社会に役割があり

  • そして、楽しい

そんな「なりたいと思える老後」を、

私たち自身が形にすることです。

それは

自分のためであり、

次の世代への最大の贈り物でもあります。

「こんな年の重ね方なら、悪くない」

「むしろ、楽しみだ」

そう思える生き方を示すこと。

未来はつくれます

私たちには

  • 知恵があります

  • 経験があります

  • そして、人数もいます

この“長生き時代”を

不安な時代にするか、

希望に満ちた時代にするか。

それを決めるのは、今を生きる私たちです。

Dr. Shiggekky は、

「長く生きる」だけでなく

「よく生きる」ための医療
を、

皆さんと一緒に考えていきます。

老いは、終わりではありません。

新しい人生のステージの始まりです。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。