Director's blog
院長日記

現代のミトコンドリア研究が示していること

武本 重毅

カテゴリー: 

長い間、

ミトコンドリアは

「細胞の発電所」

として説明されてきました。

しかし近年の研究は、
それだけではないことを示しています。

ミトコンドリアは、

🧬 エネルギー産生

🧬 カルシウムシグナル

🧬 酸化還元制御

🧬 炎症応答

🧬 細胞死

🧬 遺伝子発現

🧬 エピゲノム制御

🧬 睡眠と回復

を統合的に制御しています。

最新研究では、

ミトコンドリアは小胞体(ER)や細胞核と絶えず情報交換し、

細胞全体の状態を監視していることが分かっています。

さらに、

ミトコンドリアの膜電位、

カルシウム濃度、

クリステ構造、

ミトコンドリアDNAの配置変化は、

細胞の遺伝子発現そのものに影響を与えることが報告されています。

つまり、

ミトコンドリアは単なるエネルギー工場ではありません。

それは、

細胞の未来を決める情報システムです。

私たちが老化を

「回復力の低下」

と定義する理由もここにあります。

回復力とは、

単なる体力ではありません。

細胞が環境変化に適応し、

修復し、

再び機能を取り戻す能力です。

そしてその中心にいるのが、

ミトコンドリアなのです。

MITOQUREは、

この最先端のミトコンドリア科学を基盤として、

人が本来持つ回復力を支えるための統合プログラムです。

Aging is not time.

It is the loss of recovery capacity.

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。