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院長日記

百寿者研究21報から見えてきた 「長く生きる人」に共通する7つの生物学的原理その⑤

武本 重毅

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4|長寿者は「傷つかない」のではなく「処理できる」

Damage avoidance → Damage management

100年間生きて、DNA損傷を一度も受けない人はいません。

活性酸素も発生します。

タンパク質も壊れます。

感染もします。

炎症も起こります。

老化細胞も生まれます。

重要なのは、

ダメージをゼロにすることではありません。

壊れたものを見つけ、

修復し、

修復できないものを除去し、

必要なら新しくつくり直すことです。

百寿者ではタンパク質品質管理、プロテアソーム、オートファジーなどのproteostasis機構が比較的良好に維持されていることが報告されています。

これは、

Damage-free life

ではなく、

Damage-manageable life

という考え方につながります。

健康とは、傷つかないことではない。

傷ついても、処理できること。

なのです。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。