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院長日記

共同研究成果が英文雑誌で発表されました。

武本 重毅

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Follow-up of a randomised phase II study of chemotherapy alone or in combination with mogamulizumab in newly diagnosed aggressive adult T-cell leukaemia-lymphoma: impact on allogeneic haematopoietic stem cell transplantation. 

 

Ishida T, Jo T, Takemoto S, Suzushima H, Suehiro Y, Choi I, Yoshimitsu M, Saburi Y, Nosaka K, Utsunomiya A, Kobayashi Y, Yamamoto K, Fujiwara H, Ishitsuka K, Yoshida S, Taira N, Imada K, Kato K, Moriuchi Y, Yoshimura K, Takahashi T, Tobinai K, Ueda R. Br J Haematol. 2018 Feb 7. doi: 10.1111/bjh.15123.

 

このたび共同研究成果が英文雑誌で発表されました。

 

これは九州に患者さんが多い成人T細胞白血病に対する治療として化学療法にモノクローナル抗体療法を加えた場合とそうでない場合で、 その後の同種造血幹細胞移植の成績に差があるようだという内容のものです。

 

この白血病・リンパ腫はウイルス感染により起こりますが、 未だその発症メカニズムが完全に解明されておらず、 絶対的な治療方法も確立されていないのが現状です。

 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。