聚楽内科クリニック院長として6年目を迎えて
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熊本震災の翌年から熊本市東区西原のプラチナマンション聚楽内にあります聚楽内科クリニックではたらき始め、
早くも5年になります。
それまでは大きな病院の中のひとつの歯車のように
自分に与えられた仕事をがんばってきました。
しかし、自分の得意分野のことはよく知っていても
他の分野についての知識がなく
それでは今の世の中を生き抜いていくことはできません。
どのような環境においても精一杯のパフォーマンスができるようにと
一から出直す覚悟をもって
国立病院機構を早期退職し、開業医の道へと進んだのでした。
しかし最初からうまくいくわけもなく、ずっと悶々とした毎日を過ごしました。
そこにわれわれを襲った新型コロナウイルス感染禍です。
その感染予防とワクチン接種に奔走する毎日を過ごすうちに
やっと私たちのやるべき仕事、つまり私たちの役割が見えてきたのでした。
現在の新型コロナウイルス感染はもちろん
その後には遅れて世界的な経済危機が予想されます。
このどん底の数年間を耐えに耐え、生き延びるために
私たちに何ができるかを考えました。
私たちの人生、毎日の生活から
根本的に不必要なことは切り捨て、
本当に必要なモノは何かを追及して
毎日の仕事に励み、生き抜いてみたいと思います。