山椒を食べて顔全体に発疹
暑い夏日がおとずれるようになり、そろそろウナギが美味しい季節になりました。
年中食べることはできるのですが、なぜか土用の丑の日のウナギといえば夏ですね。
そのウナギを食べる際、山椒を一緒に口にする人も多いと思います。
以前は必ずウナギには山椒がついてきていましたが、最近ではお店の人から「山椒いりますか」と尋ねられるようになりました。原産国は日本ですので、ジェネリック医薬品や石油のようにウクライナ危機で手に入りにくいということはないようですが...。
最近、山椒を食べることで、アレルギー反応が出る場合があることを知りました。
ウナギと山椒を口にして間もなく、顔全体に痒みをともなう発疹が出現したようです。
食物アレルギーの一種でしょう?
そう思われるかもしれません。
しかし、それまで食物アレルギーの経験はなく、強いて言えば金属アレルギーをもっていました。
実は、これが、金属アレルギーの人は注意なのです。
山椒を食べることで、食物アレルギーとは別に
金属アレルギーを引き起こす可能性があるのです。
つまり金属アレルギーの症状が、食べ物を食べることで発症するわけです。
今回の場合は、山椒に含まれているクロムが原因です。
クロムが原因でアレルギー反応を引き起こすと、酷い痒みや肌荒れの症状が現れます。
金属アレルギーをお持ちの人は
食べ物に含まれる金属が原因で
アレルギー反応を引き起こす可能性がありますので
注意が必要です。
では何故、顔だけに発疹が出現し
他の身体の部分には出現しなかったのでしょう?
金属アレルギーの原因は何もクロムに限ったことではありません。
そして、特に女性の方は
化粧品の中にも金属が含まれているのです。
ファンデーション
BBクリーム
化粧下地などのベースメイク製品や
アイシャドウ
マスカラ
アイライナーなどのアイメイク品
ネイルカラー
日やけ止め等には
金属に由来する成分(酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン等)が含まれていることがあります。
そのため、MRI検査では一般的に化粧を落とすよう諸注意があるようです。
毎日の化粧しながら、顔に発疹(時にはにきび様)が続いているようなら
それは使っている化粧品に含まれている金属が原因かもしれません。
金属アレルギーを経験したことがある人は
食品、そして化粧品の中にも金属は含まれていますので
自分の持つ金属アレルギーを知り
ぜひ食物や化粧品に含まれる金属に意識を向けるようにしましょう。