2022年の最終講義その1
熊本市医師会看護専門学校の講義を担当しています。
今年は
講義内容を大幅に変更して
分かりやすく
しかし最新の情報を取り入れた内容にしました。
中でも本日の講義は
これまでにない
ある意味、最先端の情報を提供してみました。
わたしが研究を始めたのは
レトロウイルス疾患との出会いがきっかけでしたが
世界に飛び出して
免疫の世界
その中でもサイトカインの世界に
引き込まれていきました。
そして今や
サイトカインのこそが免疫系のネットワークを形成し
その反応を阻害する治療が
わたしが講義を担当している
血液・造血器、アレルギー、膠原病という
それぞれの領域で
実現し臨床応用されています。
帰国してからは
免疫療法(同種造血幹細胞移植を含む)による
効果的にT細胞悪性腫瘍を治療する方法の
開発を目指してきたのでした。