Director's blog
院長日記

コスパ中心からタイパを考えた日常への変化

武本 重毅

カテゴリー: 

最近の若い世代は

映像を倍速で視聴して

時間を有効に利用しています。

特にZ世代(一般的に1990年代後半から2010年代前半に生まれた世代のこと)を中心に

SNSや動画配信サイトなどに代表される

インターネット上にある大量のコンテンツに触れるなかで

最短時間で最大の成果を得ることを重視するようになりました。

 

これをタイムパフォーマンスといいます。

タイムパフォーマンスという考え方は

投資した時間に対する効果を示す言葉で

投資した時間(time)に対する

成果(performance)を表します。

タイパ」と略して使われ

近年ますます注目を集めている言葉です。

https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/shingo/2022/

 

わたし自身も

限られた時間の中で

効率よく情報を得たい気持ちから

タイパを意識した生活をするようになりました。

 

私たちはタイパを意識することで

仕事の生産性を上げ

プライベートを充実させることができます。

 

もちろんビジネスで

タイパを向上させることも重要です。

 

仕事に完璧を求め過ぎていると

タイパが低下してしまいます。

これからの時代はスピード勝負です。

求められているものを把握した上で

最短時間で仕上げられるように取り組みましょう。

チームメンバーのスキルや能力を生かせていないと

タイパが低下してしまいます。

つまりチーム力が大事です。

人によって得意な業務と苦手な業務があるため

適材適所

そのタイミングを把握しましょう。

 

日々の仕事の中に無駄な業務があると

タイパコスパも悪くなります。

無駄な業務をカットしていきましょう。

そして空いた時間を有効活用しましょう

 

新型コロナウイルス感染禍で続く

原材料費の高騰と物価高で

コスパだけを追求するのでは全てが難しくなり

代わりにタイパを求める方向へ進んでいるようです。

新型コロナウイルスなどに感染するリスクを低下させるために

外部との対面での接触を避け

自宅などでオンライン授業やテレワークで済ませるという

ライフスタイルの変化が影響していると考えられ

来年はこれがさらに加速することになるでしょう。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。