Director's blog
院長日記

来年に向けてのエイジングケア ラウンジ増設

武本 重毅

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いよいよ大晦日

今年2022年は

聚楽内科クリニックにとって

飛躍はじめの年となりました。

 

これまでの十数年間で

長年研究していた

九州に多いウイルスが原因の白血病・リンパ腫について

加齢による変化が

その発症に大きく関わっていることを見出し

 

いや、それだけではなく

この30年間で

日本人の皆さまが実感してきた

老化と生活習慣病

老化と脳血管障害

老化と認知機能障害

老化と心疾患

老化と末梢循環障害

老化と慢性腎臓病

老化と肝臓病

老化と肺疾患

老化とサルコペニア

老化と骨粗鬆症

そして

老化とがん

など

加齢による変化が

ゲノムよりもエピゲノムの問題であり

それが

サーチュインという脱アセチル化酵素のはたらきにより修復可能であることが

多くの研究者により証明されたのでした。

 

このことにより

クリニックのレベルで多くの上記疾患の予防と治療が可能となりました。

私たちのクリニックで

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)療法

そして

水素ガス吸入療法

これらを受ければ

加齢にともなって起こっていた病気

その多くを克服することができるかもしれないのです。

 

数日前には90代女性にNMN点滴治療を行いました。

この年末に体調を崩し

救急病院を受診してMRIなど精査を受けましたが

原因がわからなかったそうです。

加齢による細胞老化

特に神経細胞の老化による症状と考えられましたました。

私たちクリニックでNMN点滴治療を受けた最高齢者です。

この年末年始は病状の変化をフォローしながら

来年には少しでも若返って

元気を取り戻してくれることを期待しています。

 

新たに幕を開ける2023年は

私たち聚楽内科クリニックにとって

細胞レベルでの老化予防・治療分野において

更なる飛躍の年となるでしょう。

そう信じています。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。