Director's blog
院長日記

コロナ感染し大腸憩室炎が悪化して九死に一生を得た患者

武本 重毅

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実はわたし

土曜日は一日朝から夕方まで

街中にある病院で外来診療しています。

嶋田病院という知る人ぞ知る病院です。

現理事長と友人になり、それぞれの父親同士も友人だったのが縁で

3年前から手伝うようになりました。

今では一日に25〜30人の患者さまと対面

いつのまにか250人ほどのかかりつけ医になっています。

 

そのような中では

いろんなドラマチックな体験談を共有させていただくことが少なくありません。

その一つをご紹介しましょう。

 

先日から院長日記でも取り上げていますように

新型コロナウイルス感染の第8波は猛威を振るい

感染者数増加もさることながら死者数の増加が半端なく

日本🇯🇵の大きな問題となっています。

先週外来受診した男性は

生活習慣病治療のため通院しており

わたしは以前から口を酸っぱくして

食生活の改善運動療法の必要性を説いていました。

つまり

コロナ感染により重症化する因子をいくつかもっていたのです。

その彼が先日スッキリした顔つきで(見た瞬間に変わったと感じました)

わたしの診療室に入ってきました。

そして知ったのは

生命を手放しかけたが、幸運にもわたしの友人たちが手術してくれて

一命を取り留めたという話です。

 

昨年末、彼は新型コロナウイルスに感染し

自宅療養を始めました。

その2日後からお腹の激痛が出現したため救急車🚑を呼んだそうです。

しかし今のような医療状況ですから

新型コロナウイルス感染者というだけで

たらい回しになり救急車🚑の中で2時間も走り続けたそうです。

そして、やっと手を差し伸べてくれたのが熊本中央病院でした。

彼は緊急手術となり

人工肛門も設置して

無事に社会復帰することが出来たのでした。

その手術を引き受けてくれたのが

わたしの友人だったのです。

術後も毎日彼の顔を見に病室に来てくれたそうです。

そのことを聞いて

わたし自身

これまでの出会いに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

その彼ですが

今度は人工肛門を閉じるために

本気で食事療法と運動に取り組んでいます

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。