Director's blog
院長日記

まず脂肪幹細胞培養上清の方を選んだ理由その1

武本 重毅

私たちのクリニックでは

昨年より

老化治療に力を入れています。

 

それは

加齢に伴って生じる

さまざまな身体的変化生活習慣病

その上流に

NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)レベルの減少という

共通の異常があり

そしてそれは

ミトコンドリアの機能低下でもあり

それらは

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)を補充することで

改善させることができるとわかってきたからです。

そしてさらに

そのNAD+の産生に関わる酵素

eNAMPT

脂肪組織から分泌されていることもわかってきました。

そこで今年から

私たちのクリニックで新たに始めたのが

ヒト由来間葉系幹細胞培養上清(エクソソーム)療法です。

 

私たちのクリニックでは

脂肪組織由来のものと

臍帯由来のもので

治療しますが

昨年から行ってきたNMN療法の効果を高めるため

上述しましたように、その相乗効果を狙って

NMN療法プラス脂肪幹細胞培養上清(エクソソーム)療法

ダブル療法を始めたところです。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。