Director's blog
院長日記

なぜヒト由来間葉系幹細胞培養上清(エクソソーム)療法が必要なのか

武本 重毅

カテゴリー: 

昨年から取り組んできた

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)療法ですが

色々と勉強してみて

そのNMNの作用を邪魔するモノの存在がわかってきました。

 

それが

CD38であり

炎症反応なのです。

以前から

慢性的な炎症状態が老化の主要な原因の一つとして知られておりました。

 

特にこの数年で

COVID-19感染による高齢者重症化の観点からも

注目されてきました。

そこで

私たちのクリニックでは

ヒト由来間葉系幹細胞培養上清(エクソソーム)療法

炎症を抑えて

NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の分解

進まないようにするわけです。

 

今月から私たちのクリニックでは

NMN点滴療法に加えて

ヒト由来間葉系幹細胞培養上清(エクソソーム)療法を追加投与する

健康寿命のためのダブル療法を始めています。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。