「長生き」と「美容」を獲得するために ⑦:エクソソーム
いつまでも若々しく活動的な人生を送っていただきたいと
アンチエイジング3本の矢(NMN、水素、エクソソーム)をご提供しております。
その第3の矢を脂肪由来幹細胞上清から臍帯由来幹細胞上清へと変更し
今夏からはウォートンジェリー(WJ)臍帯由来幹細胞エクソソームを用いて治療しています。
ウォートンジェリーとは羊膜上皮と臍の血管の間の臍帯の粘液結合組織であり
その幹細胞である
ウォートンジェリー臍帯由来間葉系幹細胞 (WJ-MSC) は再生医療の分野で最近大きな注目を集めています。
ウォートンジェリー臍帯由来間葉系幹細胞 (WJ-MSC)は
骨髄または脂肪組織由来の成体間葉系間質細胞(MSC)と比較して
優れた増殖能とより速い増殖速度を有し、人工的により多くの継代にわたって多分化能を保持できます。
ウォートンジェリー臍帯由来間葉系幹細胞 (WJ-MSC)は
組織の再生を目的として、脊髄、肝臓、心臓の組織損傷を修復するために臨床的に使用されています。
そして、免疫応答を調節する能力に基づいて、免疫疾患を改善するためにも使用されます。
高い増殖速度、さまざまな細胞系統への分化能力、簡単な採取手順、免疫調整、非腫瘍由来などの特徴により
それらは組織修復のための理想的なアプローチとなっています。
これらの特性により、ウォートンジェリー臍帯由来間葉系幹細胞 (WJ-MSC)は
幅広い疾患の治療のための臨床試験が急速に進んでいます。
エクソソームは
もっと大きな範疇で言えば細胞外小胞という
細胞間で情報を伝達し 合う分泌物の中の一部です。
非常に小さな粒子状物質で
その中に細胞由来の情報がコンパクトに収められています。
身体中の細胞が様々なエクソソームを分泌しているため
培養して
単一種類の幹細胞由来のエクソソームを使用するようにし ています。
エキソソームは忍容性が高いことが実証されているため、エクソソームの治療への応用も有望です。
たとえば
関節炎や膝関節の問題を抱える人々に対して
エクソソームの点滴療法が使用されることがあります。
間葉細胞および上皮細胞由来のエキソソームは、マウスに繰り返し注射しても毒性を誘発しません。
間葉系幹細胞(MSC)由来のエクソソームは、それ自体で治療効果があると提案されており、
移植片対宿主病患者治療におけるMSC由来のエクソソームの使用は
反復注射の忍容性が良好であり
重大な副作用を伴わず
患者によい反応をもたらします。