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院長日記

放射線とわたしたちの身体③:食事による内部被爆

武本 重毅

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前回の院長日記で魚介類の話をしました。

日本人は魚介類を多く食べるので内部被曝量が多いということでした。

 

そして、これまで院長日記の中でカリウムの話をしてきました。

カリウムの話題その1:カリウムを上手く取り込む

カリウムの話題その2:こむら返りと漢方薬との関係

 

カリウムは生物に必要な元素であり、ほとんどの食品に含まれています。

実は

カリウムの0.01%放射性カリウムであるため

ほとんどの食品には放射性カリウムが含まれていることになります。

放射性カリウムβ(ベータ)線γ(ガンマ)線を放出するため

食品を摂取することで内部被爆します。

 

しかしながら

体内のカリウム濃度は一定になるように保たれているため

食品のカリウムからの被爆量は体格によって決まり

食生活による影響は受けないと考えられています。


注意すべき点として

乾物は、製品の状態で分析された値であり、乾燥による濃度上昇の効果も含まれます。

例えば、乾燥により重量が10分の1になれば、濃度は10倍になります。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。