Director's blog
院長日記

人生100年時代、私たちが目指す120年その①:心不全

今朝早く隣の特別養護老人ホームに向い

満100歳の女性を天国に見送りました。

心不全でしたが、この3ヶ月を笑顔で過ごしていただきました。

今年の5月に心不全が進行して、起座呼吸(座った状態で心臓への血液環流を減少させ、心臓の負荷を軽減し心臓を保護します)でないとSpO2 90%を保つことができない状態になったのです。

私たちは利尿薬の注射などの往診治療を開始し、間もなく、酸素投与不要で仰向けに寝ても楽に呼吸できるようになりました。

今や高齢者の死亡原因、特に100歳近い皆さんの主要な身体問題は心不全なのです。

心不全を増悪させる因子として活性酸素種・酸化ストレスが注目されており

その作用により心臓ポンプ機能が低下し、リモデリング(構造変化)が進みます。

つまり心筋細胞の老化が起こっているのです。

私たちは現在取り組んでいるアンチエイジング3本の矢を用いて

水素ガス吸入療法で皆さんの細胞内に生じる悪玉活性酸素種のみを分解し

NMN(ニコチンアミド モノヌクレオチド)点滴/サプリメント療法で皆さんの細胞内に存在するサーチュインを活性化して心筋細胞のダメージを修復し

エクソソーム点滴療法で皆さんの身体の中に存在する幹細胞がはたらきやすい環境を整え血液の流れを再生します。

 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。