Director's blog
院長日記

わたしたちのエクソソーム療法(昨年9月から開始)

本療法は、お客様自身の老化予防、加齢による衰えの改善などを目指すことを目的とします。これらの目的を達成するひとつの方法として、最近注目のヒト由来のエクソソーム(細胞外小胞の一部)を用いる方法があります。当院で用いるエクソソームは、ヒト臍帯由来のウォートン・ジェリー(WJ)を培養して得られてもので(感染症検査ほか安全性を確かめられたもの)、エクソソームを豊富に含んでいるものとなっています。その効果の発現は、個人差があるため、ただちに効果があらわれる場合も、また効果があらわれない場合もあります。当院はその効果を保証するものではありません。

期待される効果としては、上記のとおり個人差はありますが、エクソソームの働きにより、幹細胞治療(*)に準じた脳神経、神経変性、循環器、呼吸器、消化器、代謝、免疫、悪性腫瘍に対する効果等幅広い報告があります。

(*) 幹細胞治療は、自分の細胞(主に脂肪細胞)を採取してそこから幹細胞を培養し、自分に戻すという幹細胞そのものの再生能力を用いようとする療法です。一方私たちのクリニックでおこなわれているWJエクソソーム療法は、ヒト臍帯由来エクソソームがもたらす自分の幹細胞を活性化した再生能力に期待した治療法となっております。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。