Director's blog
院長日記

明日は新書の販売開始、そしてインタビューの予定

私の新書(老化は「治る」)が明日発売になるのにあわせて?

明日は雑誌 Suisociety (スイソサエティ)からの取材を受けることになりました。

そこで、その雑誌の最新号の記事を紹介してみましょう。

医療法人ブレイングループ理事長の長谷川 嘉哉先生が娘(三女)さんを救った実体験が綴られています。

長谷川先生は私がそうであったように、

NHK朝のニュースで取り上げられた慶応大学の水素吸入療法の論文を読まれたそうです。

心肺停止患者対象に、その急性期に酸素と一緒に水素を投入すると、90日後の生存率が上がり、後遺症もなく回復した人の割合が21%から46%へと倍以上になったという内容でした。

そうした折、2023年4月、娘さんが22歳の若さで特異性脳梗塞を突然発症し、命が危ぶまれるほどの状態だったそうです。東京女子医大病院の脳卒中集中治療室に入りました。そこで、担当医に許可を取って機器を大至急運び込み、急性期から水素吸入を始めました。その後リハビリテーションでも水素吸入を継続し、なんと2ヶ月で98%レベルに回復し、後遺症がほぼなくなったそうです。

脳への血流が低下すると、再還流も加わり、細胞組織から活性酸素が大量に産生されます。そこに水素吸入による活性酸素の除去作用血流促進作用が効果的であったと考えられています。

私たちのクリニックでは、2022年6月に水素吸入機を設置し、来院患者さんや導入困難な皆さんのため「安価で」後利用いただいています。

https://juraku-clinic.jp/wp/wp-admin/post.php?post=2460&action=edit

 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。