計画では、65歳以上の糖尿病などの患者50人をこの薬を投与するグループとしないグループに分け、安全性に加え細胞の遺伝子の損傷の状況を調べて老化の程度に差が出るか確認するということです。
順調に進めば、来年度中に最初の患者への投与を始めたいとしています。
老化細胞をめぐっては、2011年にこの細胞を取り除いたマウスで加齢に伴う症状に効果があったという実験結果がアメリカから報告されて以降、細胞レベルでの若返りを目指した研究が国内外で進んでいます。
私たち聚楽内科クリニックでは、すでに「SGLT2阻害薬」が適応となっている、「糖尿病」、「慢性心不全」、「慢性腎臓病」の患者さまを対象として、「老化細胞」除去の効果も期待しながら診療を続けております。