Director's blog
院長日記

水素吸入療法 その3:きっかけは COVID-19 パンデミック

そして、突然、2020年に始まった新型コロナウイルス感染症(COVID ―19)によるパンデミック。

世界中で大勢の人が亡くなり、今もなお、ウイルスは病原性を弱めながら流行しています。後遺症に苦しんでいる方々も決して少なくはありません。

世界史を紐解いていくと、

実は、このような世界的な感染症は100年から数百年単位で繰り返されており、

人類はそのような苦難に立ち向かいながら、その度に(時代により時間差はありますが)文明を大きく進歩させてきたのでした。

例えば、100年前のスペイン風邪では船による長期にわたる大人数の輸送により多くの感染者・死者が出たことから、人々の輸送手段が飛行機へと進化したように。

ここでは多くを語りませんが、

今回も医学の分野だけでなく、生活様式、仕事のやり方、銀行や役所の手続き、趣味・嗜好から、戦争で用いる武器に至るまで、これをきっかけに多くの変化がもたらされようとしています。

そして、もちろん、わたし自身にとりましても、その生き方、仕事のやり方を変える大きな機会になったというわけです。

 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。