Director's blog
院長日記

水素吸入療法 その8:アンチエイジング3本の矢Ⓡ

武本 重毅

私は、アンチエイジングの考えを毎日の治療にとり入れた「アンチエイジング3本の矢」(2024年1月に商標登録しました。以降Ⓡは省きます)を実施しています。

 

その「アンチエイジング3本の矢」とは、次の通りです。

〈1本目の矢〉NMNサプリメント

〈2本目の矢〉水素ガス吸入療法

〈3本目の矢〉5―ALA(ファイブアラ)サプリメント

1本目の矢と3本目の矢で、加齢とともに不足していくNAD+5-ALAを補います。

これらはミトコンドリアの機能を回復させ、ミトコンドリアを活性化するだけでなく、

それぞれが関与している生体内での様々な代謝や化学反応を若いレベルに戻そうとしてくれます。

これはビタミンB12欠乏や葉酸欠乏で不足しているビタミンを補い(NMNはビタミンB3の誘導体)、鉄欠乏で鉄を補う(5-ALAはヘモグロビンのヘムを構成するアミノ酸)ように

人間の体にとって必要な当たり前の治療なのです。

そして2本目の矢では、水素ガスが体を攻撃する酸化ストレス、その元凶とも言える悪玉活性酸素を除去します。

この「アンチエイジング3本の矢」にたどり着くまで、私は数多くの論文を読み、アンチエイジングについて学びました。

 

そこまでして、アンチエイジング医療を患者さんに提供したいのは、

「老化だからしょうがない」と言われ、人生の貴重な時間をつらい思いをしながら過ごしている人の助けになりたいからです。

実際、この数年で、「老化を治したい」「若返りたい」という患者さんが私たちのクリニックに多く来院されています。

「アンチエイジング3本の矢」を受ける人も、右肩上がりに増えています。

患者さんの声が、新たな患者さんを引き寄せてくれているようです。

 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。