子曰く、過(あやま)って改(あらた)めざる、これを過(あやま)ちという。 論語【衛霊公篇】
「過ちをどうフォロー、リカバーするかで人の値打ちは決まる」
人間、誰でも過ちはあるものだ。過ちに気づいてこれを改めることができれば、これはもう過ちではない。過ちをごまかして改めないことを、真の過ちという。そしてその過ちのもたらす災害を受ける。
過ちをさっさと改めるのを君子の道という。
(渋沢栄一「論語」の読み方、竹内均編・解説)
しかし過ちが多くて、手に余るようになるのも困る。重大な局面を乗り切るのはなかなか人生の波を渡っていく醍醐味があるのだが、歳をとるとその反応も鈍くなってきている(悲壮感がない)。その分解決するのに時間をかける必要があるが、これから30年、米寿を迎えるまでにはまた色々なことが起きそうだ。