Director's blog
院長日記

昨日の院長日記を見た方からの質問と私の回答

2025年2月19日の院長日記をご覧になった方からの質問にお答えします。

 

  1. 5ALAはウーマンジャパンさんの製品を毎日100mg摂取していますが先生はどの様にされていますか?

私が摂取している製品には鉄剤が含まれていて、毎日50〜100mg 摂取しています。服用を始めてから、夜中にトイレへ起きることなく眠れるし、何しろ考え方がポジティブになったような気がします。

 

  1. NMNは分子生理化学さん、帝人製薬さんのものを毎日250mg摂取しています。しかし最近は1,000mg 摂取されておられる方などのお話も聞きますが先生はどの様にされていますか?

私は、NMNサプリ(1カプセルが150mg)を毎日 300mg摂取し、月に1回ほどNMN 150〜300mgを点滴しています。

NMNは免疫を高めてがん予防の効果も期待されているのですが、一旦がんを発症してしまうと、がんの種類によっては(前立腺がん、急性骨髄性白血病など)、がん細胞自体がNADを利用して増殖する場合があるという報告がありますので、定期的に診察を受けながら取り過ぎにも注意しましょう。

https://juraku-clinic.jp/directors-blog/8742/

 

  1. 鉄はサプリで摂取されていますか?

私の場合、鉄は5-ALA製剤に含まれています。鉄と5-ALAは共にヘム合成に必要ですので、一緒に摂取すると良いでしょう。

ただし、過剰な鉄は活性酸素種(ROS)産生の原因でもありますで、過剰な鉄は毒になります。

ドクターの中には、鉄は過剰よりも少ない方が良いと考えている方もいらっしゃって、献血により鉄を減らすように勧めていらっしゃいます。

https://www.youtube.com/watch?v=CEHNeg0o5wU

 

  1. 幹細胞上清液もおすすめされていますよね?臍帯がやはりおすすめですか?歯髄も良いと聞きますがどうでしょうか?

間葉系幹細胞は骨髄、歯髄、臍帯、脂肪組織などに存在します。本人の幹細胞や幹細胞上清であれば問題はないでしょう(施設によっては感染症が問題になることも)。

私たちのクリニックで取り扱っているのは臍帯ウォートンジェリーの幹細胞培養上清です。

 

  1. 点滴はNADを行っておりますがNMNの方が良いのでしょうか?

NADを直接投与するのはヨーロッパ・カナダのやり方ですね。投与に時間がかかるのではないでしょうか。実際に自分で試したことがないので、逆に教えてください。

ちなみに米国では、NMNの前駆体であるNRを使っているので、点滴しても半分くらいは壊されるようで、大量に(何キログラムも)投与する必要があるそうです。

私たちのクリニックでは安定したNMNを投与しており、血中濃度を測定したデータによれば、NADレベルは点滴投与開始して2時間でピークに達します。

 

  1. 5ALA、NMNのおすすめメーカーはございますか?

一応、ホームページ上でお薦めしている製品のメーカー様は次のようになります。

私たちのクリニックで取り扱っている医療施設用サプリメントは、一度は診察が必要ですが、注文頂ければ直接宅急便でお届けすることもできます。

 

5-ALAは下記会社の医療施設用サプリメントを取り扱っています。

https://www.5-ala.jp/Page/Feature/FeaturePage037.aspx

 

NMNは下記会社の医療施設用サプリメントおよび点滴を取り扱っています。

https://cytix.co.jp/

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。