子曰く、賢を見ては斉(ひと)しからんことを思い、不賢(ふけん)を見ては而(しか)して内(うち)に自(みずか)ら省(かえり)みるなり。 論語【里仁篇】
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その気になれば“恩師・恩書”に困ることはない
賢い人を見れば、自分もその賢い人のように徳を修めて、これと同じようなすぐれた人になろうと努力し、自分より劣った人や愚かな行動を見れば、自分もそういう短所がないかと自ら反省すべきである。こうすれば、世の中の賢人も、不賢人もすべては自分にとっては先生である。
(渋沢栄一「論語」の読み方、竹内均編・解説)
年上の人も年下の人も私の知らない世界を知っている。だから会話がはずむ。