SF第1話:第3章 ミトコンドリアマン誕生
そして病院内に「緊急アラート」が鳴り響いた。
急変した患者の緊急事態を知らせ、
医療従事者を患者のもとに集めるアラートである。
現代では、
エピジェネティック・クロックを用いることで、
各個人の生物学的年齢
ならびに運命を予測することができるようになっているので、
「ピンピンころり」その時が来るまでは、
よほどの事故がない限り寿命を全うすることが通例となっている。
このため、病院内で治療中の患者であっても、
予測された運命にのっとって万全の治療が行われる。
しかしながら、
何らかのエラー(ヒューマン・エラーあるいはAIエラー)により、
予期せぬ事態が起こることがある。
そのような時に発せられるのが「緊急アラート」である。
そしてこの時、
彼の身体に変化が起こり始めた。
彼は実験データを保存し、急いで実験白衣を脱ぎます。
彼は「ミトコンドリア・アクティベート!」と叫び、
ミトコンドリアマン【註5】への変身!
そして研究室の窓から飛び出して行きました。
【註5】ミトコンドリアマン
Dr. 三戸 近道(みと ちかみち)が偶然にも身につけた、
ミトコンドリアを活性化する特殊ナノテク技術。
これを自らの体を使って実験し
ナノテク技術が彼の細胞に組み込まれ…
驚異的な変化が起こり誕生した。
ミトコンドリアマンは単なる戦うヒーローではなく、
科学者としての知識と正義感を持ち合わせたキャラクターとして、様々な場面で活躍します。