Director's blog
院長日記

手のひら日光浴とは?

武本 重毅

カテゴリー: 

手のひら日光浴は、手のひらを太陽光に当てることで、体に良い影響をもたらすとされる健康法の一つです。

(画像はイメージです)

手のひら日光浴のメリット

1. ビタミンDの生成
• ビタミンDは皮膚のコレステロールが紫外線(UV-B)を受けることで生成されます。日やけの原因となるメラニン色素が少ない部位で日やけの心配が少ないのが特徴。

2. 体内時計の調整
• 朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、睡眠の質が向上します。

3. 自律神経の調整
• 太陽光を眼の網膜が受け取るとセロトニンが分泌・活性化され、ストレス軽減や気分の安定につながります。

どのくらい日光を浴びるべき?

• 朝の10分~15分程度、直射日光が当たる環境(夏は木陰など)で行うのが理想的です。
• 屋外に出るのが難しい場合は、窓辺でもある程度の効果が期待できます。ただし、ガラス越しだと必要な紫外線(UV-B)を受け取ることが出来ません。

注意点
• 夏場は紫外線が強いため、長時間の直射日光は避ける。
• 紫外線による肌ダメージを防ぐため、適度な時間で行う。

まとめ

手のひら日光浴は、ビタミンDの産生や体内時計の調整などの健康効果が期待できるシンプルな習慣です。

特に朝に取り入れることで、アンチエイジングや健康維持に役立つ可能性があります。

「アンチエイジング3本の矢®️」と組み合わせると、より効果的な健康法になるかもしれませんね。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。