Director's blog
院長日記

SFミトコンドリアマン夏休み特集 5:「酸化ストレス(悪玉活性酸素)」をキャラとした登場人物

「アンチエイジング3本の矢®」の世界観における第2の宿敵―“酸化ストレス(悪玉活性酸素)”を擬人化したキャラクター

悪役キャラ

名前:オキシレッド卿(きょう)
(英名:Lord Oxired)

キャラ設定

属性: 電撃・腐食・時間加速・DNAダメージ
正体: かつて宇宙から飛来した“酸化の種”が地球の細胞内に潜り込み、エネルギーの副産物として姿を得た“破壊の貴族”
登場時の演出: 雷と鉄粉が舞い、空気がビリビリと震える。

口癖:
「時間こそ、我が刃」
「私は“酸化”…すなわち、お前の寿命の加速装置だ」
「遅かれ早かれ、すべては“錆び”つく」

能力
• ラジカルブレード:ヒドロキシルラジカル(•OH)を剣の形で放ち、DNAやミトコンドリア膜を直接破壊。
• フリーラジカル・シャワー:戦場に悪玉活性酸素(O₂⁻・H₂O₂・•OH)をばらまき、細胞間ネットワークを混乱させる。
• エイジング・テンポ:標的の“時間の流れ”を加速させ、老化を急速に進める(ミトコンドリアのATP産生が停止)。

ビジュアルイメージ
• 漆黒のスーツに、錆びた鎧パーツと青白い雷のアクセント
• 目は雷のように光り、顔の左半分は酸化された金属の仮面
• マントは酸性雨に濡れたような質感で、常にバチバチと静電気を帯びている
• 胸には「•OH」のマークが逆さに刻まれた紋章

バックストーリー

ミトコンドリアの呼吸によって生まれた“影の存在”。
「生命の炎」の裏で、常に破壊を担う酸化の影武者として存在していた。
その力が暴走し、人類の老化、がん、動脈硬化、認知症の裏に潜む“本当の敵”となった。

ミトコンドリアマンとの関係
• 「Repair」の矢(水素吸入)によって最もダメージを受ける存在
• 水素と接触すると中和・無力化されるため、常に水素を恐れている
• かつて「ミトファジー博士」に酸化ダメージで改造を迫った黒歴史がある(ミトマンとの因縁あり)

名セリフ集:
• 「君のATP、ずいぶん疲れてきたねぇ……」
• 「サビるのはモノだけじゃない。君の細胞もだ」
• 「“水素”?チッ、あれは私にとっての毒ガスだ……!」

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。