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クリニックからのお知らせ
『危機と再生の医学』 ― パンデミック時代を越えて、いま医師として思うこと ―
2025年5月19日から24日にかけて「院長日記」で連載した内容を
さらに再考して、新たに
読み物調の連載型コラム構成(全5回)を連載します。
院長日記での展開を想定し、医学・文明・健康・未来という視点を毎回少しずつ掘り下げていきます。
【第1回】
危機のあとに、進化がある
― パンデミックと戦争を越えて、人類はどこへ向かうのか ―
【第2回】
ウイルスと共に生きる時代:人類と感染症の長い付き合い
・新型コロナは“偶然”ではない
・古代から続くウイルスと人類の“共進化”
・免疫力と腸内環境、そしてミトコンドリアの関係
・「防ぐ医学」から「共に生きる医学」へ
【第3回】
“経済”が病気をつくる?ストレス社会と健康の関係
・経済危機と自殺率、うつ病、不眠症の増加
・慢性炎症という“見えない火種”
・お金では買えない「健やかな老後」のために
・医療が「安心」そのものを提供する時代へ
【第4回】
戦争が医療を進化させるという皮肉:技術革新と倫理のはざまで
・外傷外科、輸血、リハビリ、遠隔医療…戦争が加速させた進歩
・しかしその代償は大きかった
・現代は「命を守る科学」にこそ資源を注ぐべきとき
・“壊す”よりも“再生する”技術へ:ミトコンドリア再生医療の可能性
【第5回(最終回)】
未来をつくるのは、“見えない力”に気づいた人たち
・ミトコンドリア、腸内細菌、活性酸素、分子栄養学
・小さな変化が、やがて大きな文明を変える
・「アンチエイジング3本の矢®」が提案する未来の健康観
・危機を越えて、いま私たちができること
各回共通の結び:
危機の中にこそ、新たな医療の芽が生まれる。
そしてそれは、科学と人間性の両輪があってこそ、真の“再生”となるのです。