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院長日記

DOHaD仮説とは

武本 重毅

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DOHaD(Developmental Origins of Health and Disease)とは、

胎児期の環境が将来の健康や病気のリスクを決めるという考え方です。

胎児は母体からの栄養・ストレス・環境情報を受け取り、

それに適応する形で体の機能を「設計」します。

しかし、その適応は出生後も続くため、

胎児期と出生後の環境にズレがあると、

生活習慣病や慢性疾患のリスクが高まると考えられています。

この現象の背景には、遺伝子の働きを調整する

「エピジェネティクス」が関与しています。

つまり健康とは、単なる生活習慣ではなく、

人生の最初期から始まる「設計の問題」なのです。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。