AGE 66|THE AGE OF RECOVERY DAY 2 / 365 :Teaching Recovery Before Disease
カテゴリー:
今日は、熊本市医師会看護専門学校で講義でした。
テーマは、
「虚血性心疾患と炎症」
です。
心臓のしくみから始まり、
・ 心不全
・ 不整脈
・ 狭心症
・ 心筋梗塞
・ 心臓の炎症
これから医療の現場へ進んでいく学生さんたちと一緒に学びました。
今日、私が伝えたかったのは、病名をたくさん覚えることだけではありません。
むしろ、
患者さんの身体の中で、何が起きているのかを考えること。
心臓は、血液を全身へ送り続けています。
一日約10万回拍動し、一分間に約5Lの血液を送り出す。
そのために、心臓は大量のエネルギーを必要としています。
そのエネルギーを支えている重要な存在の一つが、
ミトコンドリアです。
だから心臓を学ぶことは、
血管や心電図だけを学ぶことではありません。
生命が、どうやって働き続けているのかを学ぶことでもある。
そんな話をしました。
昨日、DAY 1では、
How much can we recover?
という問いを臨床の現場から考えました。
そして今日、DAY 2で思ったことがあります。
回復力を考える医学をつくるなら、
医療者自身が「回復」という視点を学ぶことも必要なのではないか。
病気になってから治療する。
もちろん、それは医療の基本です。
でも、その一歩前に、
なぜ病気になったのか。
身体のどのネットワークが崩れたのか。
そして、
どうすれば、もう一度戻ることができるのか。
そこまで考えられる医療者が増えたら、医療は少し変わるかもしれません。
私が考えているRecovery Academyには、一つの言葉があります。
EDUCATION BEFORE SALES.
売る前に、教える。
何か新しい治療を勧める前に、
まず身体のことを理解してもらう。
そして医療者も学ぶ。
患者さんも学ぶ。
家族も学ぶ。
Recovery Capacityを社会に広げるためには、教育が必要です。
66歳、2日目。
昨日は患者さんから「回復」を学び、
今日は学生さんたちと「心臓」を学びました。
考えてみれば、
教えることも、私にとっては学ぶことです。
そして、次の世代の医療者へ何を残すのか。
これも66歳からの大切なテーマになりそうです。
AGE 66|THE AGE OF RECOVERY
DAY 2 / 365
How much can we recover?
Teaching recovery before disease.
医学を教えることから、
回復を考える医療者を育てることへ。

