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院長日記

生物学的年齢の若い人々が支える高齢化社会

敬老の日を前に総務省が17日発表した統計によると、2022年の暦年齢65歳以上の就業者数は21年より3万人増えて912万人となりました。

少子高齢化で生産年齢人口が減り、暦年齢でいうところの高齢者の働き手が人手不足を補っています。
就業者数に占める働く暦年齢高齢者の割合は過去最高になり就業者の7人に1人を高齢者が占めています。
暦年齢65歳以上の就業率は25.2%です。暦年齢別では65〜69歳は50.8%、70〜74歳は33.5%と上昇を続けています。

これからも定年延長や継続雇用などの雇用制度の充実、生物学的年齢の若い高齢者が働きやすい環境の整備が必要です。

15日時点の人口推計によると、暦年齢65歳以上の高齢者は3623万人で22年に比べて1万人減り、1950年以降で初めて減少に転じており、総人口に占める割合は29.1%と過去最高を記録しました。

そして、このような社会だからこそ、私たちが取り組んでいるのが、

この十数年で明らかになったように、加齢に伴い体内で減少しそれが老化を促進している根本的栄養素の補充と、

ミトコンドリアの老化により産生が増加し細胞の老化を促進する悪玉活性酸素の除去です。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。