Director's blog
院長日記

水素吸入療法 その2:私が「老化治療」に目覚めた理由

私は、医師になって以降、ウイルス感染が原因で起こる血液のがん「成人T細胞白血病」の治療と研究に情熱を注いできました。

その研究の過程で、「細胞の老化が、治療効果に大きく影響しているのではないか?」という仮説にたどり着き、

「細胞の老化」というテーマに強く興味を持つようになりました。

そこから「老化の研究と治療」への道を歩み始めました。

一方世界に目を向けると、それ以上のスピードで老化研究が加速していきました。

この10年間で、老化についての研究は、飛躍的に進みました。

そして、2023年には老化研究の最前線で、「老化に関わる12の特徴」が発表されました。

老化には、これらの原因が関わっており、逆に言うと、これらの要因を改善することで老化の改善が可能になるかもしれない、ということなのです。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。