Director's blog
院長日記

ヘムとポルフィリン 6:COVID-19物語その④ COVID-19と5-ALA

武本 重毅
わたしは3-4年前から
良いNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)
良い5-ALA(アミノレブリン酸)がないかと情報を集めて、自分でAmazon から購入していました。
 
前回の院長日記に書きましたように
NMNを始めたのは、シンクレア博士のライフスパンを読んで衝撃を受け、自分を変えてみたいという思いから、
 
そして、5-ALAは、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの中で、ワクチン接種や感染者治療に従事しながら、
感染(あるいは発症)しない体にしなければならないという思いからでした。
 
それからしばらくして、
私たちのクリニックで患者さま向けの医療施設で取り扱うレベルの5-ALAを取り扱うことができるようになりました。
つい最近のことです(2024年4月から)。
https://juraku-clinic.jp/directors-blog/7452/
https://juraku-clinic.jp/directors-blog/7488/
 

5-ALAは、COVID-19対する抗ウイルス効果が報告されています。

培養細胞での実験において、5-ALAはウイルス感染を効果的に阻害し、細胞毒性が認められなかったことから、新たな治療法の候補として期待されています。

また、5-ALAとクエン酸第一鉄ナトリウム(SFC)の併用療法は、

慢性閉塞性肺疾患(COPD)などを併発した重症COVID-19患者に対し、安全性と有効性が確認されています。

この治療法では、RNAウイルスの複製を抑えるヘムオキシゲナーゼ(HO-1)を誘導し、炎症を軽減することで、患者の回復を促進することが示されています。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。