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クリニックからのお知らせ
これからの医療は「自分で選ぶ」時代へ 〜科学と納得で築く“自己決定型医療”〜
はじめに
「医者に言われたから」「保険が効くから」——
そんなふうに医療を“受けるもの”として捉えていた時代から、
私たちはいま、「自分で医療を選ぶ」時代へと確実に進んでいます。
特に新型コロナウイルス・パンデミック以降、健康や医療に対する考え方は大きく変わりました。
それは単なる「流行り」ではなく、構造的なシフト(転換)です。
このブログでは、「科学的根拠に基づいた自己決定型医療」という新しい考え方について、やさしくご紹介します。
“正解がひとつじゃない”時代に起きたこと
コロナ禍では、ワクチンや治療、感染予防について、「何が正しいのか?」をめぐる意見が世の中にあふれました。
• 「ワクチンは打った方がいい?」
• 「このサプリ、免疫に効くって本当?」
• 「病院に行くべき? 様子を見るべき?」
こうした問いに対して、「一律の正解」はなくなりました。
そのときに重要になるのが、
科学的根拠(エビデンス)に基づいて、 自分の価値観で選ぶこと
つまり、“自己決定型医療”の始まりです。
自己決定型医療とは?
「自己決定型医療」とは、医師任せにするのではなく、
患者自身が情報を得て、納得して治療や予防法を選ぶスタイルのことです。
たとえば…
• 自分の体質や年齢に合った栄養療法を取り入れる
• ミトコンドリアを元気にする5-ALAやNMNなどの先進的サプリを医師と相談しながら活用する
• 「病気になってから」ではなく、「ならないように備える」ために自由診療や検査を自ら選ぶ
こうした行動は、すべて「自分の健康を自分で守る」ための選択です。
そして、その選択の根拠は「広告」や「口コミ」ではなく、科学的なデータや医学的知識にあるべきだと私たちは考えます。
保険診療だけでは届かないニーズがある
日本の保険診療制度は、世界的にも優れた仕組みです。
しかしそれは「病気を治すこと」に重点が置かれており、次のようなニーズには必ずしも応えていません。
• 「もっと元気に歳をとりたい」
• 「病気になる前に、体を整えておきたい」
• 「今の医学で可能なことを、自分に試してみたい」
こうしたニーズを満たすのが、自由診療やアンチエイジング医療の役割です。
科学に基づきながらも、個人の希望に寄り添った選択肢が増えてきています。
医療は「任せるもの」から「共に考えるもの」へ
医療は、もはや“おまかせ”の時代ではありません。
わたしたちは、医師とともに考え、納得して決める医療を目指すべきです。
そしてそのためには、次の3つが大切です。
1. 科学的根拠(エビデンス)
2. 正しい医療情報に触れる機会
3. 信頼できる医師との対話
聚楽内科クリニックでは、ただの治療だけでなく、
こうした「情報と選択のサポート」も医療の一部と考えています。
おわりに
これからの時代は、「誰かに従う医療」ではなく、
「自分で選び、ともに進む医療」へ。
科学に支えられた自由診療やアンチエイジング医療は、
その選択肢のひとつとして、みなさんの健康寿命を支えていきます。
もし気になる治療法や検査があれば、まずはご相談ください。
私たちは、あなたの“納得”に寄り添う医療を目指しています。