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クリニックからのお知らせ

早期に認知機能障害がわかる血液検査をはじめました!

聚楽内科クリニック

加齢や生活習慣の乱れにより血管内で炎症が起こると

血管の一番内側の壁(内皮細胞)に隙間ができてしまいます。



そこに生活習慣の乱れが重なると

血管の内皮細胞だけではなく血管自体が損傷を受け

血中成分が脳内に染み出たり

アルツハイマー型認知症発症の原因の1つであるアミロイドβが脳内にたまり始めます。



さらに進行すると

血管の弾力性は失われ

アミロイドβの蓄積が重なり

神経細胞が破壊され

認知機能が低下アルツハイマー型認知症に移行するといわれています。

 

わたしたちの体の中には

アミロイドβと結合して血中にアミロイドβを排出する働きをもった

栄養系タンパク質

脂質代謝系タンパク質

脳内に染み出た血中成分の毒性を防御したり、アミロイドβを貪食する働きをもった

免疫・炎症系タンパク質

損傷した血管の修復を助ける

凝固線溶系タンパク質

が備わっています。

 

私たちのクリニックでは

これらのアルツハイマー型認知症の病態進行に関わる

栄養系タンパク質

脂質代謝系タンパク質

炎症・免疫系タンパク質

凝固線溶系タンパク質

の血液中の量を測定しています。

 

血液採取量は7mLのみ

解析結果は採血から2~3週後には受け取ることができます。

 

健康診断と同じように定期的に検査を受けることで

ご自身の変化を早い段階で気づくことができます。

健康な方でも高齢になるにつれて

認知症軽度認知障害(MCI)のリスクは高まります。

検査の結果に関わらず、生活習慣を改善し予防に取り組みましょう。

1年に1回の検査をお勧めします。

お気軽にご相談ください。