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院長日記

「治療」のその先へ ― 満足につながる回復医療という考え方 ―

武本 重毅

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保険診療は、

「病気を治す」ために存在します。

炎症を抑える。

感染を治療する。

症状を改善する。

これは医療として非常に重要な役割です。

しかし実際には、

患者さんが本当に求めているものは、

単に炎症や検査数値の改善だけではありません。

  • 肌をきれいに保ちたい
  • 疲れて見えたくない
  • 自信を取り戻したい
  • 人前で自然に笑いたい
  • 将来も良い状態を維持したい

つまり、

“治癒”の先にある

「満足」と「未来への安心」

です。


保険診療の先にある「回復医療」

だからこそ現在、

保険診療だけで終わらせず、

その先の「回復」や「安定」まで支える
自費診療の役割が重要になっています。

これは単なる美容医療ではありません。

私たちはこれを、

Recovery Medicine

(回復医療)

と考えています。


皮膚科領域で重視されているもの

近年の皮膚科・美容皮膚科では、

  • 経表皮水分喪失量(TEWL)
  • バリア機能
  • ECM(細胞外マトリックス)
  • 炎症後の修復状態

などを評価しながら、

  • 水分保持
  • 修復環境
  • 細胞間コミュニケーション
  • ミトコンドリア機能

を整えることが重要視されています。


「無理に変える」のではなく、自然に戻す

近年では、

  • ポリヌクレオチド製剤(PN製剤)
  • ミトコンドリア活性化
  • NAD⁺系サポート
  • 抗酸化・抗炎症アプローチ

などを用い、

“無理に変える”のではなく、

身体が本来持つ
「戻る力」を支えながら、

自然に安定した状態へ導く医療が注目されています。


私たちが目指すミトコンドリア回復医療

私たちのミトコンドリア治療も同じ考え方です。

  • 病気になる前の予防
  • 保険診療後の回復力支援
  • 慢性疲労・炎症・加齢変化への介入
  • QOL(生活の質)と自己肯定感の回復

を目的としています。

これは、

「足りないものを足し続ける医療」

ではなく、

“戻れる環境を整える医療”

です。


これからの医療へ

これからの医療は、

単に「疾患を治す」だけでは終わりません。

治療後の人生まで整える。

身体が本来持つ回復力を支え、

自然に戻れる状態を維持する。

それが、

私たちが考える
これからの回復医療です。

 
 
 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。