Director's blog
院長日記

疲れやすいのは年齢のせいでしょうか?

武本 重毅

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最近、

  • 疲れが取れない
  • 朝から元気が出ない
  • 回復が遅くなった
  • 風邪をひくと長引く
  • ケガや病気からの立ち直りが遅い

そんなことを感じていませんか?

多くの方は

「年齢だから仕方ない」

と思っています。

しかし近年の研究は、

それだけでは説明できないことを示しています。


🌱 私たちの体には本来「回復する力」があります

人の体は、

  • 傷を治す
  • 炎症を鎮める
  • 疲労から回復する
  • 感染症から立ち直る

という力を持っています。

私はこれを

「回復力(Recovery Capacity)」

と呼んでいます。

若い頃は、

多少無理をしてもすぐ元気になります。

しかし年齢とともに、

その回復力は少しずつ低下していきます。


🧬 回復力の中心にあるのがミトコンドリアです

ミトコンドリアは、

細胞の中にある小さな器官です。

よく

「細胞の発電所」

と説明されます。

もちろんそれも正しいのですが、

現在ではそれだけではないことがわかっています。


ミトコンドリアは

  • エネルギー産生
  • 酸化ストレス制御
  • 炎症制御
  • 免疫調整
  • 細胞修復

にも関わっています。

つまり、

「回復力を支える中枢」

なのです。


🔥 ミトコンドリア機能障害とは?

ミトコンドリアが元気な状態では、

体は必要なエネルギーを作り、

傷ついた細胞を修復できます。

しかし、

加齢やストレス、

睡眠不足、

慢性炎症、

感染症などによって

ミトコンドリアの働きが低下すると、


  • 疲れやすい
  • 集中できない
  • 回復が遅い
  • 慢性炎症が続く

といった状態になります。

これが

ミトコンドリア機能障害

です。


🌍 なぜ今、世界中で注目されているのか?

最近の研究では、

ミトコンドリア機能障害が

  • アルツハイマー病
  • パーキンソン病
  • 糖尿病
  • 心血管疾患
  • Long COVID(後遺症)
  • 慢性疲労

など、多くの病気に関与することが分かってきました。

つまり、

病気ごとに別々の問題があるのではなく、

その奥に

共通する「回復力の低下」

が存在している可能性があるのです。


🧬 私たちが考える老化

私は長年、

ATL(成人T細胞白血病)や免疫老化の研究を続けてきました。

その中で見えてきたのは、

老化とは単なる年齢の問題ではないということです。


Aging is not time.

Aging is the loss of recovery capacity.


老化とは時間ではなく、

回復力の低下である。


これが現在の私の考え方です。


🌱 未来の医療へ

これまでの医療は

「病気を治す医療」

が中心でした。

しかしこれからは


回復できる体を維持する医療


が重要になると考えています。


私たちのクリニックでは、

ミトコンドリアという視点から

  • NMN
  • 5-ALA
  • 水素ガス吸入療法
  • WJエクソソーム

などを活用し、

回復力を支える医療を目指しています。


最後に

老化は設計ミスではありません。

若い時代を生き抜くために進化した生命システムが、

長寿化した現代社会の中で少しずつ疲れていく現象です。

だから私たちは、

老化と戦うのではなく、


回復力を取り戻す


ことを目指します。


MITO RISING

Aging is not time.

It is the loss of recovery capacity.

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。