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院長日記

101歳女性の健康診断は

武本 重毅

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病気の治療だけではなく、健康管理はわたしの大事な仕事のひとつです。

 

先月で新型コロナワクチン接種を終了した聚楽内科クリニックでは

特養老人ホームに入所している高齢者の健診をはじめました。

 

本日はなんと101歳女性と97歳女性が来院されました。

お二人共しっかりとされ、お話することができます。

 

その理由を、わたしは採血するときに知りました。

血管が大きく、その中の血流がよいのです。

 

以前からお話しているのですが

人間の血管は

都市や町の水道管のような

いやそれ以上のはたらきをするライフラインです。

この構造が保たれていれば

何歳になっても

体中の組織や臓器に十分な量の酸素や栄養を供給することができます。

血管年齢のはなし

 

しかし現代社会では

この血管を傷害し血流を悪くする要因が数多く存在します。

すなわち生活習慣病です。

美味しい食事や間食、運動不足、喫煙など

ついつい誘惑に負けてしまう生活を送っていると

大事な血管を傷つけてしまうことになります。

動脈硬化の5大原因高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満・喫煙なのです。

 

今日からでも遅くありません。

自身の身体の中にも目を向け

血管や血流を良い状態に保つ生活習慣を身につけましょう。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。