Director's blog
院長日記

旧ソ連や北アジアからの友人たちとのひととき

武本 重毅

ロシアがウクライナへ侵攻し

第三次世界大戦が始まろうかとしている今から12年前の今日、

わたしは熊本に

モルドバやネパール、モンゴルなどからエイズ予防・治療に携わる研修員を集めて

その世話をしていいました。

 

わたしは

国立病院機構熊本医療センターに勤務している頃

JICA国際交流の一役を担っていました。

約1ヵ月におよぶ日本国内での研修期間に

世界的に有名な先生方による講義や

日本有数の大学研究所施設の見学などのカリキュラムを作成し、

発展途上国において医学・医療のリーダーシップを発揮してくれる人材を育成するという、

実に遣り甲斐のある仕事でした。

 

なんで、わたしが、そのような国際的な研修を任されていたのかというと、

何でもやってみるというわたしの性格と

外国で苦労しながらも楽しくすごしたというわたしの体験、

そして外国(人)好きというわたしの生い立ちが幸いしたのだと思います。

 

新型コロナウイルス感染のパンデミック、それに続くロシアにより始まった国際的な紛争と、

今となっては平和で自由だった私たちの国際交流を懐かしく思い出します。

わたしの人生の中でも貴重な経験となりました。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。