Director's blog
院長日記

今年の年度末

武本 重毅

今日は朝から、来年に向けて治療内容や治療効果が気になる患者さん達が来院されました。

それぞれ疾患も年齢もちがいますが、血液検査などで検査値の変化をみながら治療を進めています。

そして、年度末といえば、たな卸しです。

来年度に向けて、結構たくさんの資材を購入しました。

これらを無駄にすれば経営は赤字になってしまいますので、身を引き締めて、きちんと使い診療に忙しく毎日を送ろうと決意しました。

その合間に、最近知り合いになったMR君が、わざわざ寒い中を情報提供に来てくれました。よい薬を上手に使って患者さんが元気に毎日を過ごすことができるようにしたいと思っています。

夕方になると外は冷たい雨が降り、冷たい風も吹いてきました。その中、特別養護老人ホームで安らかな最後を迎えられた女性の診察に出向きました。ご高齢の方々の最後は、本当に安堵したような顔にみえます。

そして、クリニックにもどり日常業務を終える頃、頭に流れてきたのは

「戦争を知らずに、僕らは生まれた。戦争を知らずに、僕らは育った。大人になって...」という子供の頃に聞いたフォークソングです。

この2年間も続く新型コロナ感染禍で、人びとの心は荒んで、中には戦争を始めてしまうような国のトップも、この21世紀に現れました。これは、もうイジメ社会の国際版ですね。

わたしも日野原重明先生のように100歳以上になっても医師としてはたらきながら、世界の移り変わりをみてみたいと思います。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。