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院長日記

襲い来るウイルス感染、物価高、戦争危機の3重苦

武本 重毅

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これまで何とか

かかりつけ患者さんや高齢者の皆さんを

新型コロナウイルス感染から守ろうと

ワクチン接種に尽力してまいりましたが

それも難しくなってきました。

 

ワクチン接種のために集まる人びと

そして発熱外来受診者のコロナ陽性率上昇

もちろん

交わらないように

クリニックの中と外で

時間も重ならないようにして

診療していますが

 

わたし一人で

その患者さん

新型コロナに感染していない人々を

ウイルス感染のリスクから

完全に守ることができなくなるのではと

非常に

危機感を抱くようになった

毎日の診療です。

 

このように感染者が増え

そちらを対応せざるを得ないようになってしまったのであれば

もう予防に力を入れているような段階では

なくなってしまったのです。

これが今の日本、熊本の状況です。

 

これからは

ウイルスパンデミックによる死亡者増加

経済危機到来による生活困窮者増加

そして

世界的な戦争への影響が増加する中で

われわれは

どうやって生き抜くか

生き抜くにはどうすればよいか

考えなければなりません。

 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。