Director's blog
院長日記

クリニックスタッフから「教授」と呼ばれます

武本 重毅

これまでの人生の半分以上を

「医師」として過ごし

聚楽内科クリニックで「院長」としてはたらくようになり

6回目の12月を迎えました。

2017年4月からカルテ番号1からはじまり

番号1643の患者さままで増えました。

この1年間で247名の増加です。

 

臨床医として患者さまに向き合う毎日ですが

これまでと同様、研究心は忘れていません。

「レトロウイルス」

「発がん」

「免疫」

「造血幹細胞移植」

「分子標的治療」

そして最近では

老化」の問題と

アンチエイジング治療」へと

時のながれの中で

出会った患者さんや出会った仲間たちと

取り組んできた

わたしの研究テーマです。

 

このごろは医学生に対して語る機会はなく

看護師の卵たちに対して講義をしているのですが

いま最もわたしが熱弁をふるっているのが患者さんたちに対してです。

 

それに応えようと

患者さんも頑張ってくれますので

その体調や検査結果が

どんどん良くなっていきます。

 

最近読み始めた語源英単語の本に

「大学教授」のプロフェッサー(professor)は

「学生の前で(pro)+自説を述べる(fess)+人(or)」が原義

とあります。

なるほど

これは当にわたしのことだ

と思った次第です。

 

このごろでは

やっと目上の諸先輩たちからも

「先生」と親しみをこめて呼んでいただき

毎週のように

クリニックに足を運んでいただけるようになりました。

 

そこで

クリニックのスタッフからは

「先生」では物足りないようだと

「教授」と呼ばれるようになりました。

ちなみに

「教授」「医師」「弁護士」などの「専門職」を表すのは

professionという一つの英単語です。

 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。