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院長日記

コロナ感染重症患者に対するNMNカクテル療法

武本 重毅

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中国でのニュース報道によれば
ハーバード大学出身の医学博士 Robert Huizenga医師が
医学会を驚かせる病例報告を発表しました。
 
55歳白人の新型コロナ患者は
感染12日目に
呼吸困難と39.4℃の発熱で重症化しましたが
 
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)内服を中心とした
NMNカクテル療法で治療したところ
 
12時間後免疫力のレベルは85%にまで上がりました。
 
治療2日後、発熱、頭痛、胸の圧迫感、だるさ等
典型的な症状も目に見えて好転しました。
 
さらに療法を受けた10日後
両側肺の浸潤も健康なレベルまで改善して
検査でもウイルス陰性と診断され退院となりました。
 
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)
私たちのクリニックでも
抗老化治療にメインで用いられています。
 
イギリス🇬🇧やイラン🇮🇷などの研究機構では
NMN
コロナ予備治療法/予防手段として申請しているようです。
その理論根拠は
人間の代謝酵素が
新型コロナ感染により
活性化され過ぎた状態となり
消耗が加速し体内のNMN量が減少して
病状が悪化するからということです。
 
米国🇺🇸カリフォルニア州ではNMNカクテル療法
新型コロナ感染後の治療として
明らかにその症状を改善させることを確認しました。
 
今は新型コロナ感染者が増えている状況です。
 
NMNカクテル療法の大規模臨床試験には
まだ時間がかかるようですが
これからの新型コロナ感染の治療方法の一つとして期待されています。
 
 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。