Director's blog
院長日記

コロナ感染症に対するNMN療法の可能性:脳神経障害

武本 重毅

カテゴリー: 

今年も新型コロナウイルス感染禍が続いています。

ワクチンを接種することで

一部の人々は重症化しないで済みました。

しかしながら

ワクチンを接種しても接種しても

感染者数が増加しており

感染後に何らかの症状が続いて

後遺症に悩まされている患者さんが少なくありません。

実は

そのコロナウイルスによる組織障害を

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)

治療できるかもしれないのです。

例えば

COVID-19感染により

ミクログリア細胞(脳神経系内のマクロファージ)が活性化し

神経細胞の脱ミエリン化を引き起こし

これにより

認知機能障害が進行します。

 

これは

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)投与して

再ミエリン化を促すことで

改善できるかもしれないのです。

 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。