Director's blog
院長日記

2022年度を振り返って:アンチエイジング治療元年でした

武本 重毅

私たちのクリニックで取り組んできた

抗老化(アンチエイジング)治療ですが

少しずつですが

皆さまに認知されてきました。

 

私たち聚楽内科クリニックでは

2021年9月よりNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)サプリメントの提供を始めました。

加えて

2022年4月に始めたNMN点滴療法

同年6月に始めた水素ガス吸入療法

そして

今年(2023年1月)になって始めたヒト間葉系幹細胞培養上清(エクソソーム)点滴療法

それぞれのサービスを皆さまにご利用いただいております。

新型コロナウイルス感染禍は、私たちのクリニックに新しい風を吹き込みました。

それが、「抗老化(アンチエイジング)治療」です。

平均寿命になれば死ぬのが当たり前、だから高齢になれば仕事をやめて、後は年金生活者として過ごし、介護が必要となっていく...。

これまで、皆がそう信じていました。いや思い込んでいました。

このことを覆す研究成果が次々に発表されています。

人は皆、歳をとるにしたがい

本来はたらいていた遺伝子やタンパクを修復するサーチュインがはたらかなくなり

認知症、高血圧、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、肥満、骨粗鬆症、がん等

成人病や生活習慣病(と考えられていた疾患)を発症するのです。

サーチュインがはたらくために必要な資材(のようなモノ)が不足して、老化が進んでいたのです。

つまり、不足しているモノを補えば、身体の細胞や組織は歳をとらないようにできるのです。

老化は防ぐことができるのです!」

 

そのような皆さまの期待に応えるべく

私たちのクリニックでは

皆さまに「アンチエイジング3本の矢」を提供しています。

アンチエイジング3本の矢」の1つめ

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)

年齢にともなうNAD+(ニコチンアミドジヌクレオチド)の減少を補い

長寿遺伝子産物であるサーチュインのはたらきを取り戻すことで

細胞のダメージを修復し、ミトコンドリアの機能を回復させます。

身体の中から若返えります。

 

繰り返しになりますが

摂取されたNMNは体内でNAD+に変換され

サーチュインの燃料となります。

そして、老化を防ぐのです。

 

実際に私たちの聚楽内科クリニックでは

論文に記載されているような研究成果を

利用者の皆さまが実感しています。

 

かかりつけの高齢者の皆さんが元気に変わっていきます。

これは驚くべきことです。

何よりわたし自身が

アンチエイジング治療にたずさわっていて

楽しくて仕方ありません。

 

NMNを摂取し

アンチエイジング治療をうけている高齢の皆さんは

自身の未来を変えることができるのです。

アンチエイジング3本の矢」の2つめ

ヒト間葉系幹細胞培養上清(エクソソーム)点滴療法

お客様自身の

老化の予防

加齢による衰えの改善

などを目指します。

これらの目的を達成するひとつの方法として

ヒト由来の間葉系幹細胞を培養して得られる培養上清液(細胞を除く)を投与するのです。

私たちのクリニックで用いる幹細胞培養上清

ヒト由来の間葉系幹細胞(感染症検査ほか安全性を確かめられたもの)を培養して得られたもので

サイトカイン(増殖因子)や最近注目のエクソソーム(細胞外小胞体の一種)を豊富に含んでいます。

 

期待される効果としては

幹細胞培養上清に含まれる

サイトカインエクソソームなどの働きにより

幹細胞治療に準じた

脳神経・神経変性

循環器・呼吸器・消化器

代謝・免疫

悪性腫瘍

に対する効果など幅広い報告があります。

そして3本目の矢は、水素ガス吸入療法です。

私たちの細胞の中には数百から数千のミトコンドリアが存在しており

酸素からエネルギーを産生しています。

このエネルギーを利用して私たちは生きているのです。

しかし同時に活性酸素種という有害な物質が生まれており

この活性酸素種産生が過剰になると

遺伝子やタンパク質を傷つけ

ミトコンドリアそのものを障害してしまいます。

これもまた細胞の老化発がんの原因なのです。

吸入した水素は肺から取り込まれて全身の細胞にいきわたり

活性酸素種に結合して無毒化します。

 

約50兆個の細胞から成り立つと言われる私たちの身体

その細胞の中に「エネルギー工場」と称される

ミトコンドリア」という器官があります。

このミトコンドリアが正常に働いている状態が

細胞にエネルギーがある、すなわち「健康状態」だと言えます。

一方でミトコンドリアは

エネルギーを生み出す時、副産物として「活性酸素」を発生させます。

活性酸素には善玉活性酸素悪玉活性酸素があり

悪玉活性酸素は細胞を酸化、つまり錆びさせる困った作用があります。

命ある限り、ミトコンドリアも生きる限りは、悪玉活性酸素は発生し続けます。

さらに年齢を重ねると

悪玉に対抗する抗酸化力が減っていきます。

加えて

現代社会のストレス

生活習慣や環境(アルコールタバコ、大気汚染、化学物質等)によっても

悪玉活性酸素は著しく増えます。

その結果、細胞の著しい酸化により、免疫力が低下します。

こうして悪玉活性酸素

老化を始め、様々な不調や症状、病気を誘因します。

体調不良、疾患の多くは悪玉活性酸素が原因であるといわれています。

 

そこに働くのが水素です。

「水素(元素記号:H)」

あらゆる物質の中で最も軽い物質で

無色透明・無味・無臭そして非常に小さな分子であるため

全身くまなく、脳や細胞内にまで到達します。

水素を体内に取り込むと

「イオン」となってミトコンドリアに働きかけ

細胞の活性化

抗酸化力・免疫力のアップをもたらし

同時に悪玉活性酸素だけを選んで結合し、水となって除去します。

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。