Director's blog
院長日記

人生100年時代、私たちが目指す120年その④:肺炎

私たちが目指す健康寿命120年の過程で

絶対に克服しなければならないのが肺炎です。

 

これを防ぐために

嚥下訓練

口腔内細菌コントロール(口腔ケア)

65歳からの肺炎球菌ワクチン接種

インフルエンザウイルス感染予防

新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防

という対策が必要になります。

 

昨日の院長日記に書きましたように、高齢者の誤嚥(窒息)はできるだけ避けたい。

そして、その次に起こるのは誤嚥性肺炎です。

誤嚥しないように食べ方を工夫して

誤嚥しても肺炎になりにくいように口腔内の細菌をコントロールしましょう。

 

高齢者の肺炎で最も多い原因菌肺炎球菌です。

その肺炎球菌は、インフルエンザウイルスなどウイルス感染後に気道粘膜が障害された状態で感染すると、肺炎が重症化することがわかってきました。

実際に1918年〜1919年にかけて全世界に広がったスペイン風邪でしたが、死亡者の96%は細菌性肺炎が原因だったようです。

また高齢者季節性インフルエンザに罹患して後の死亡の多くは細菌性肺炎の合併とされています。

このためインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンを両方接種することで、肺炎にかかりにくくなり、重症化を防ぐことができます。

 

そして、この夏もまだ感染が続いている新型コロナウイルス(COVID-19)です。

まず喫煙は、肺炎のリスクを高めるだけでなく、有害成分が活性酸素種を産生して、皮膚だけでなく身体の中から老化を早めます

そして喫煙は、老化肥満遺伝子異常感染症とならび

がん動脈硬化心血管障害肺疾患など身体全体に悪影響を与えます。

禁煙こそが肺炎を予防する第一歩です❗️

私たちはウイルス感染対策しています。それでもウイルスは、皮膚というバリアに覆われていない、身体の外側にオープンになっているからへと侵入してきます。

先ほど述べた喫煙によりCOVID-19をキャッチするACE2受容体の数が気道上で増加するといわれており、これにより感染ウイルス量が増加重症化すると考えられています。

昨年からは私たちのクリニックでも抗ウイルス薬を処方して、感染者の皆さんを何とか治療できていますが

COVID-19は感染細胞とその周囲の細胞に

活性酸素種を産生し

慢性的な炎症を引き起こし、さらにはサイトカイン ストームを発生させ

神経や血管内皮を障害して

重症化あるいは後遺症の原因となります。

感染により生じた炎症NAD+(ニコチンアミド アデニン ジヌクレオチド)を分解して、サーチュインによるミトコンドリアや細胞内の修復を妨げます

私たちがご提供するアンチエイジング3本の矢

これらの問題に対して有効にはたらくことが期待されます。

新型コロナウイルス(COVID-19)などのウイルス感染細胞内で発生する悪玉活性酸素種水素ガス吸入療法で分解し

ウイルス活性酸素種炎症(サイトカイン ストーム)で傷ついた細胞をNMN(ニコチンアミド モノヌクレオチド)点滴療法により活性化したサーチュインが修復し

エクソソーム点滴療法炎症を鎮め、傷ついた血管や神経を再生させることで、患者さんの早期回復を図ります。

 

Author:

武本 重毅

聚楽内科クリニックの院長、医学博士。