日々勉強してよい友をもつ、これが人生”最上の楽しみ” 論語【学而篇】
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学問をして、それを日常生活の中でいつも自分のものとして復習練習すれば、その学んだものはすべて自分の知識となる。よろこばしいことだ。
同学同志の友が、近くの者だけでなく、遠い地方の人までも、自分を訪ねて来て、ともに切磋琢磨すればますます進歩する。また自分が学び得たものを友に伝え、その友はさらにこれを他に伝え、転々として善を多数の人に及ぼすことができれば、これまた楽しいことではないか。
(渋沢栄一「論語」の読み方、竹内均編・解説)
5,6年前だろうか、その頃他県の大学教授に協力して共同で研究していた。すっかり忘れていたのだが、数日前に急にメールで連絡が入り、成果がまとまったらしい。この間に私の方でも自身の研究に進歩があったので、久しぶりに意見を交換することができた。われわれの研究成果は、患者の命に直結しており、真理に近づくことで患者の命が救われるという喜びがある。